プロのスナップ写真のコツは仕事もうまくいく凄い方法だった話

ビジネス

 

一億総カメラマン時代。

ほとんどの人が写真を撮れるスマホを持ち、

Facebook、Instagramなど
誰でもすぐに写真をシェアできる。

そんな時代に

「写真がもっとうまくなりたいな〜」

なんて思う人も多いのではないでしょうか?

僕もその一人です。

今、僕は趣味でも写真を撮りますし、
仕事でも写真を撮る機会があります。

撮影するものは人からモノまで
色々ですが、一番好きなのは、
フラフラ街中を歩いて撮る
スナップ写真なんです。

スナップ写真は答えがないので
ぶっちゃけ撮り方はなんでも
いいんですけど・・・

それでもやっぱり
人と違う「良い写真だな」と
思ってもらえるようなものが
撮影したいと思うわけです。笑

今回は、そんな風に思っていた時に
先輩のプロカメラマンに教わった

普段の写真がちょっとのコツで
魅力的になる方法

をお伝えしたいと思います。

スナップ写真はコレでうまくなる

うーん・・・
写真の基礎は覚えたけれど
もうちょっと人と違う
おもしろい写真が撮りたいな。

と思っていた時に出会った
プロカメラマンのKさん。

Kさんの写真は、人とは違う
なんとも言えない雰囲気があり
素敵だなーなんて思ってました。

そんなKさんに、ある時
こんな質問をしてみたんです。

Kさんの写真って本当独特で
なんか素敵ですよねー。

どうやってその感覚を
身につけたんですか?

Kさん
そうだなー。
写真だけじゃなく
色々なものに
触れてきたことが
大きいとは思うけど、

写真で言うのであれば
スナップ写真が好きで
その時に培った経験が
大きいかもしれない。

スナップ写真ですか。

僕も好きでよく撮るんですけど
Kさんはどんなことを意識して
撮影してるんですか?

ちょっと、Kさんの秘密を
教えてくださいよ。笑

Kさん
別に秘密ってことはないけど…

シュンは何を意識して
スナップ写真って撮るの?

僕は・・・ぷらぷら歩きながら
何かおもしろいことないかな?
とかですかね。

あまり考えずに、
気分の向くままにって
感じです。

Kさん
まぁそれもいいと思うけど
ちょっと付け足すのであれば

「視点を変える」

ことを意識すると
もっと素敵なおもしろい写真が
撮影できるようになるかもよ。

視点を変える?
Kさん
色々な方法があるけど、
例えば、目線を変えてみる。

写真を撮る時に
撮りたいものを見たまま
撮るのではなくて、

上から撮ったらどうか?
下から撮ったらどうか?
横から撮ったらどうか?

なんて考えてみる。

ああ、子どもを撮る時にも、
大人目線じゃなくて、
子どもの目線に合わせて
下から撮ったりすると
全然雰囲気変わりますもんね。
Kさん
うん、そういう感じ!

他には・・・
距離を変えてみる。

撮りたいものをあえて
すごいアップで撮ってみたり。

逆に退いて広く撮ったり。

Kさん
あとは、

光の当たり方を見る。

撮りたいものに対して、
正面から光が当たってるのか
横から当たっているのか
後ろから当たっているのか。

光の当たっている方向によって
写真のイメージって
ガラッと変わるでしょ。

スナップ写真の時もいいなって
思うものがあったら、その周りを
ぐるっと一周回ってみて

どこからの角度が素敵かを
発見するのもおもしろいよ。

ぐるっと回るって、想像すると
ちょっとおもしろいっすね。笑
Kさん
まぁ・・・
カメラマンて一般の人が冷静に見ると
ちょっと変な動きする人多いかもね。笑

他にもあげるとするなら
なんでもいいんだけど、

・あえて王道の構図を外したり

・適正な明るさじゃなく
あえて暗く撮ったり、
明るく撮ったり。

・カメラをブラして撮ったり。

・設定を思いっきりいじってみたり。

とにかく、
カメラや写真で遊ぶ感覚かな!

カメラで遊ぶ!

そういえば最近はなんか
正しい写真を撮ろう
という気分だったかもしれません。

昔は純粋に楽しくて
色々試していたのに

撮る前から考え過ぎてるかもしれない。

Kさん
オレもハマったよそれ。笑

ほら、カメラを覚えてくると
なんとなく暗黙の了解の
タブーがわかってきたり、

撮る前にある程度
イメージできちゃうじゃん。

それはそれで成長だから
素敵なことなんだけどさ。

たまには視点をずらして
撮ってみると新しい発見が
あると思うぞ。

いろいろ撮ってきてみなよ。
そしたら今度写真見せて。

ふむふむ。やってみます。
ありがとうございます!

視点をずらして撮ってみた

それからしばらく

「視点をずらす」

を意識して色々撮影してみたので
それらの写真を何枚かご紹介します。

【シルエットを撮る】

 

【下から撮ってみる】

 

【同じ場所でも前後で撮る】

 

【あえてブラして撮る】

 

【鏡面を利用する】

 

【アップで撮る】

 

【多重露光をやってみる】

 

【撮影中にレンズをズームする】

 

【撮影中にカメラを回す】

 

Kさん
いろいろやってきたねー。笑
めちゃくちゃ楽しくて、
色々撮っちゃいました!
Kさん
やってみてどうだった?
不思議なんですけど、
視点をずらそうって思うと
色々なものが見えるんです。

いつも何気なく
過ごしている場所でも
新しい発見があったり、

こんな風にも見えるんだなって
今までにはない活用方法が
見えてきたり。

意識するだけで、
こんなにも変わるもの
なんですね〜。

Kさん
そうだなー!あと、
これってビジネスでも
言えることだと思わないか?
え?

視点の変化はビジネスにも活きる

この「視点を変える」ということは
何も写真だけに使えることじゃないんです。

例えば、ビジネスに当てはめるなら

自分の今提供しているものの
ターゲットを変えるだけでも
売上がグッと伸びたり。

色を変えたらヒットした
なんて商品もある。

キャッチコピーを変えるだけで
大きなヒット商品が生まれる
可能性だって大いにある。

例えば、有名な話でいえば、
以前、紳士用の抗菌防臭靴下の
「フレッシュライフ」という
商品がありました。

まぁ大きな売り上げになることはなく
細々と販売されていたようです。

しかし、その名前を「通勤快足」に
変更したところ・・・
爆発的に大ヒット。
結果、年商45億円にもなる商品へ
化けたらしいです。

「フレッシュライフ」という名前では
なんの商品かわからなかったものが

「通勤快足」にすることで、
ビジネスマンが、通勤時に使う
何か良い商品、というイメージが
自然と湧いてきます。

他の例でいうと、
シュレッダー用ハサミって
ありますよね。

一回チョキンって切るだけで
まとめて紙を細く切れるハサミ。

でも、これ、元々は
海苔を細く切るための道具
だったそうです。笑

しかし、お客様の声で
「うちはシュレッダーとして使っているわ」
と言われて、

シュレッダー用ハサミとして販売開始。

そしたら、ヒットして
5億円にもなる商品へ
化けたそうです。

・「売る人」を変える
・「売る値段」を変える
・「ウリ」を変える
・「売る時間」を変える
・「売る場所」を変える
・「売る方法」を変える
・「売る目的」を変える

このような「視点ずらし」が
もしかしたらあなたの商品を
大きく化けさせるかもしれません。

まとめ

写真の話からビジネスの話へ
だいぶ変わってしまいましたが
いかがだったでしょうか(笑)

人は一度思い込んでしまうと
「視点を変える」って
意識しないとなかなか
できないものだと思います。

写真もビジネスも
今あるものの活かし方を
今一度考えていくと、
もしかしたら新たな可能性が
見えてくるかもしれません。

ぜひ、自分で見直してみたり、
人に相談してみたり、
誰かと一緒に考えてみたり、

色々なパターンで試してみると
良いのではないかと思います。

お読みいただきありがとうございました。