コンテンツを作る9割の人は気にしない最重要ポイント

ビジネス

こんにちは、大久保です。
僕は普段、コンテンツの作成販売をしたり、
そのお手伝いなどをさせて頂いています。

あなたもコンテンツ作りに興味が
あるのかもしれません。

「コンテンツを作る」というと
漠然としていますが、
情報を販売するのもコンテンツ。
ブログの1記事1記事もコンテンツ。
SNSの投稿もコンテンツですね。

どんなコンテンツ作るにしても、
最も悩むことは
どんなコンテンツ(内容)にしよう?
ということだと思います。

僕も毎度悩みます。
産みの苦しみというものですね。笑

作るからには、良いものを作り
多くの人に届いて欲しいと思います。

だから、コンテンツの内容や
コンセプトを生み出す時は
たくさん考えるんですよ。

しかし、僕は過去の失敗から
コンテンツは内容が良いだけでは不十分
と考えているんです。

ある”部分がないと、せっかく
良いコンテンツを作成しても
人には届きませんし、響きません。

一生懸命、お客様のことを考えて
役立つコンテンツを作ったとしても
相手に響かないのです。

コンテンツを手にするお客様は
何かしらの悩みを抱えていて、
解決したいと思っているはず。

しかし、相手に響かなければ、
いくらコンテンツが良くても
意味がありません。

作成者側にとっても、
それは不本意だと思いますし、
ビジネスにも悪影響を及ぼし
かねないでしょう。

そこで、今回は、


相手に響くコンテンツの作り方。
内容以上に意識するべき重要なポイント

を書いてみます。

コンテンツを作って販売したい
読まれるブログを書きたい
SNSで集客をしたい

と考えている方には
何か参考になるかもしれません。

お客様から届いた理解不能な意見

僕がコンテンツを作り、販売をし始めた頃、
お客様に大切なことを教わりました。
その時のことを書いてみたいと思います。

その時作成して販売したコンテンツは
自信持って提供していました。

自分の今までの知識や、知恵、
人生の先輩方から学んだことなどを
ふんだんに盛り込んで、

手に取ってくれたお客様が
実践してくれればきっと成長して、
良い結果を手にしてくれるだろう。
そんな風に思っていたのです。

しかし、ある時、お客様より
このようなメールが届いたんです。

ん?お客様から何かメールがきたな。
質問かな?感想かな?報告かな?( ・∇・)
お客様
ちょっと言いづらいんですけど…
なんか、有料のコンテンツつまらないです〜。

なんかこう、効果は必ずあるのだろうけれど、
楽しくない感じです。

え?・・・楽しくない?
その感想はなんなんだ…

正直、このメールを頂いた時
かなり困惑したんです。

というのも、

別に楽しさを意識して作ってないし、
やってもらえれば効果があると
伝わっているのであれば
やってくれればいいんじゃないの?

と、その時は思ってしまったからです。

自分の提供したコンテンツは
やってもらえれば効果は出るもの。

だから、欲しい結果を得るために
必要なことを伝えているつもり。

それを楽しくないと言われても
エンタメを提供しているわけじゃない
から、当たり前じゃないの?

と感じたんですよ。

ただ、この時、同時に

お客様
無料のコンテンツの方が
楽しかったですー

とも言われたんです。

それをみて、余計

??
でしたね。

これは、決して、コンテンツの内容が
無料より有料の方が劣っている、
ということではないと思うんです。

無料のものでも手は抜きませんが、

やはりそこは違いがあり、
有料のコンテンツの方が質は高い
内容だったと思います。

しかし、一つ自分の中で、
無料のコンテンツを作った時と、
有料のコンテンツを作った時で
違いがあったことを思い出しました。

それは、

無料のものは多くの人が見るものだから
ちょっとエンタメよりで、見てくれた人が
楽しいと感じてくれるものを。

有料のものは、購入してくれたのだから
結果が出ることを優先した学べる内容を。

ということです。

でも、もしかすると
この考えが間違っていたのかな…?

コンテンツを作るなら〇〇を意識する

そこで僕は、先輩ビジネスマンに
相談させてもらいました。

あのーお客様からこんな声を頂いたんです。
先輩
なになに?
せっかく僕のコンテンツを購入頂いたので
その方には結果を出してもらいたいんです。
そのためにコンテンツを作りました。

ですが、そのコンテンツが
楽しくない」と言われてしまって…

楽しさを提供しているわけじゃないので
当たり前じゃんと思ってしまったのですが、
この声をスルーしてもいけないような
気もしまして。どう思いますか?

先輩
良いことをお客さんに教えてもらえたね。
良いことですか、、、?
先輩
そうだよ。感謝しないと。
結果を出せるようなコンテンツを作る
ことは、とても大事なことだと思う。

だけど、そもそも伝わらなければ
そのコンテンツの本当の価値は
生まれない。むしろ価値がない

といってもいいだろう。

う…価値がないってのはヒドイのでは…
先輩
言葉は悪いかもしれないけど
でも、本質的にはそうだ。

だって、伝わらなければ
そのコンテンツが存在する
意味がないからね。

じゃあ、どうすればいいんですか?
先輩
コンテンツを作る時の大事なことは、
内容だけでなく、ちゃんと伝わること。

そして、
その伝え方がどれだけうまいか?
相手に響く伝え方ができるか?

そっちの方にこそ、
本当の価値があるんだよ。

えっ?
まぁ伝わることが大事
というのは理解できます。

ただ、伝え方に価値がある
ってどういうことですか?

お客様は悩みを解決するための方法
を求めてるんじゃないんですか?

先輩
確かに、悩みを解決できるコンテンツは
大事だし、人に求められるだろう。
それは大前提なんだけど、

人は自分がわかるように
伝えてくれる人を、
伝え方のうまい人と思うし、
そういう人に助けを求めたい
んだよ。

はぁ・・・
先輩
これは、実際、君だけが
悩むことじゃないんだ。
コンテンツを提供しようとする側が
結構陥りやすい罠なんだよね。

真面目だからこそ、
よりしっかりとしたコンテンツを、
より深い内容のコンテンツを、
って考えるけど、

お客さんは意外とそんなことは
求めてないことも多いんだ。

それよりも、一つの事柄を
どれだけ自分にわかりやすく
伝えてくれるのか?

そこを求めているんだよ。

そんなもんなんですかね。
先輩
コンテンツを提供する側の人は
つい同業者に目線が行きやすくなる。

あの人よりも濃い内容を伝えなきゃ
いけないんじゃないか?
ライバルたちよりも深いことを
教えなきゃいけないんじゃないか?

もちろん、その自分を高める意識は
大事だと思うけど、お客様からしたら
正直、あまり関係ないんだよね。

そんな思いで難しいことを教わるよりも
ちゃんとわかりやすく伝えてくれて、
それで、自分の悩みがちょっとでも
解決できた方が、お客様に取っては
良いこと
だと思わない?

確かに、、、周りを気にして
コンテンツを作っていたかも。
先輩
それにそのお客さんは言ったんでしょ。
無料の時の方が楽しかったって。
そうです。
無料の方が多くの人に見られるので
まずは楽しんでもらいたいと思い
少々エンタメ要素を重視して
コンテンツを作りました。

でも、せっかく有料に申し込んでくれた
のだから、ちゃんと結果を出して欲しい
と思い、有料の方は「学び」の要素を
強くしたんです。

その方が価値を与えられると思ったから。

先輩
そうだね。でも、
そのお客さんは、実際のところ
「楽しく教えてくれる」という
部分に価値を感じていた
んだと
思うよ。

この人だったら、
自分にとってわかりやすく
楽しく伝えてくれそうと
思って購入した。

でも、実際に買ってみたら
なんか急に難しい話になった。
思っていたのとは違う。
話もよくわからないし…

という気持ちでメールを
したんじゃないかな?

そう言われるとそうですね。

お客様の気持ちを理解できて
なかったのかもしれません。

先輩
一つのことを
どれだけわかりやすく、
目の前の人に響くように
伝えられるか

それを意識してごらん。
そしたら、もっとお客さんに
喜んでもらえるし、

最終的にはその方が
結果を出せるお客さんは
増えるはずだよ。

ありがとうございます!
ちょっと考えてみます。

その後お客様との関係は

それから僕は、
師匠に学んだことを元に
自分が作成したコンテンツの
見直しを行いました。

今までは、

・濃い内容を伝えなければいけない。

・深い内容じゃなきゃ
 価値を感じてもらえない

そんな風に考えながら
コンテンツを作成していました。

これらの考えは、今思えば、
お客様のためではなく、

濃い内容を伝えられる自分じゃなきゃ
自分の価値を証明できない。

深い内容を伝えられる自分じゃなきゃ
お金を受け取ってはいけない。

と、
自分で自分の価値を確認するために、
価値がある自分を演出するために、
あえて難しいことを話すようにして
いたのかもしれない
、とも思います。

ですが、大事なのはソコではなく、

わかりやすく伝わること。
その人に響くように伝わること。

だったんですね。

先輩
その「伝え方」にこそ
 伝える人の本当の価値が乗る

そのことを先輩に気づかせてもらってから
コンテンツの内容だけでなく、

「伝え方」

にも意識を向けるようにしました。

・どのような言葉を使えば
 相手に伝わるのか?

・どう伝えれば相手に響くのか?

・面白く伝えるには
 どう表現すればいいのか?

・どのような順序で伝えれば
 しっかりと相手に届くのか?

このようなことを考えていきました。

で、どうなったのかというと、、、

お客様からは

「コンテンツが届くのいつも楽しみにしてます」
「丁寧でわかりやすく、ありがたいです」
「読むとやってみよう、という気になります」

というような声を頂けるようになりました。

また、先輩が言っていたように
結果を出す人たちも増えていったんです。

これはビックリしましたね。笑

伝えている内容は今までと
そんなに変わらないんです。

でも、明らかにお客様からの反応は
大きく変わりました。

僕が思っていた以上に
「伝え方」は大事なようです。笑

まとめ

今回は、
僕がお客様から学ばせてもらった

コンテンツを作るときに
内容以上に気をつけるべき点

について書いてみました。

コンテンツを作る側は
ついつい内容ばかりに
目がいってしまいます。

先輩
そのコンテンツを手にする方
を思い、内容を良くすることは
大事なこと。

だけど、それだけじゃなく、
そのコンテンツをどう伝えるか?
も非常に大事な視点

コンテンツは相手に響いてこそ
本当の価値が生まれる

ということを今回の件で、
僕は学ばせて頂きました。

また、少し付け加えて
したたかな話をするなら

今の超情報化社会の場合、
純粋なコンテンツ力だけで
勝負するのは難しい

という理由も含んでいます。

正直なところ、ノウハウとなる
コンテンツは探せばいくらでも
見つけることができる時代です。

無料の情報だけでもかなりの量の
コンテンツが世の中には溢れています。

ですが、伝え方はどうでしょうか?

人それぞれのスタイルが出しやすく、
大企業には再現が難しい、
差別化ができる重要なポイントの一つ

と言えるでしょう。

伝え方が上手ければ、
それだけで他の人との差別化ができ、
お客様があなたを選ぶ十分な理由
なりえるんですね。

伝え方こそ、その人にしかない
魅力が現れる、と後に先輩から
学びました。

そんなことも頭に入れつつコンテンツを
作成をしてみると何か違ったことに気づく
かもしれません。

少しでも参考になれば幸いです。
お読み頂きありがとうございました。